FAQよくあるメールトラブル質問

最近自分ドメインからフリーメールやプロバイダーメールにドメインメール転送をした場合、ある日届かなくなる事例が増えています。現在判明している判例を報告しております。ぜひ一読されてください

GmailやHotmailへの転送注意

ユーザの多くが、個人的に取得している@gmail.comのアドレスにメールを転送する設定にされるようです。
こうした無条件の転送ではSPAMも転送されることになり、@gmail.comのメールサーバからは転送元のメールサーバがあたかもSPAM送信者であるかのごとく見えてしまいます。このため@gmail.comのメールサーバがあなたのメールサーバからの接続を一時的に拒否する動作となる危険が増えます。

出来れば「外部サーバーへの受信設定」を行ってください。

添付ファイル送信の注意

Base64でエンコードする際に約138%のサイズになってしまうので、実質添付できるファイルサイズは以下のようになります。
添付ファイル(画像)など 1.2倍増えます

メールサイズの上限設定
実際に添付できるファイルサイズ例
10MB=7.2MB
5MB=3.6MB
2MB=1.4MB

Gmailへの転送方法

  1. 転送元の Gmail アカウントを開きます。
  2. 右上の歯車 Settings をクリックします。
  3. [設定] を選択します。
  4. [メール転送と POP/IMAP] タブを選択します。
  5. [転送] セクションで [転送先アドレスを追加] をクリックします。
  6. 転送先のメールアドレスを入力します。
  7. セキュリティ上の理由から、転送先のメールアドレスに確認メールが送信されます。転送先のメール アカウントを開いて、Gmail チームからの確認メールを探します。確認メールが見つからない場合は、迷惑メールフォルダをご確認ください。
  8. 確認メールに記載されている確認リンクをクリックします。
  9. Gmail アカウントに戻り、再読み込みアイコン Reload を探して、ウェブブラウザのページを再読み込みします。
  10. 先ほどと同じ [設定] の [メール転送と POP/IMAP] ページで、[受信メールを... に転送して...] がオンになっていること、指定したメールアドレスがプルダウン メニューに表示されていることを確認します。
  11. 2 つ目のプルダウン メニューで、転送後の Gmail でのメッセージの処理方法を選択します。[Gmail のメールを受信トレイに残す](推奨)、[Gmail のメールをアーカイブする] などの選択肢があります。
  12. ページの下部にある [変更を保存] をクリックします。

独自ドメインからHot-Mail(outlook.com)に転送すると正当なメールでもスパム登録される

outlook.comはメールの判定基準が厳しめになっているようです(2015/11現在)

ユーザーで変更可能な部分
・この送信者からのメールをブロックしようとした場合
・自分で [迷惑メール] に振り分けたメール
・管理者が設定したポリシー
———————————————————
ユーザーでコントロール出来ない部分
・なりすましたメールアドレス
・フィッシング詐欺
・未確認の送信者からのメール
・ブロックされた送信者と不審なメールとの類似点
・大きすぎる添付ファイル

Gmailの場合も同じで受信許可のための差出人セーフ リストと受信拒否リスト」で追加活用してください。

 

独自ドメインからGmailに転送すると正当なメールでもスパム登録される

現在以下の情報で判断しているようです。(2015/11現在)

ユーザーで変更可能な部分
・この送信者からのメールをブロックしようとした場合
・自分で [迷惑メール] に振り分けたメール
・管理者が設定したポリシー
---------------------------------------------------------
ユーザーでコントロール出来ない部分
・なりすましたメールアドレス
・フィッシング詐欺
・未確認の送信者からのメール
・ブロックされた送信者と不審なメールとの類似点
・内容が空のメール

このようにユーザーでコントロール出来ない部分でトラブルが発生しております。
お客様ドメインで受信されたメールを素直に転送すると、独自ドメインで受信されたスパムメールも転送してしまいますのでお客様自身のドメインサーバーがスパムサーバーとGmailで判断されることがあります。

このためできればGmailに転送によるメール集約ではなく、IMAPで独自ドメインメールをのぞきに来るような御利用を推薦します。

 

メール転送設定で迷惑メール扱いされる(ヤフーメール編)

yahoo/ヤフーメールサービスをお使いのお客様で、自社ドメインで転送設定を行うことで迷惑メール扱いすることが多発しております。

サーバー不調ではなく送信者のメールアドレスを救済リストに事前登録しないと受信できないようになっておりますので、ユーザー様個別で対応お願いいたします。
【ヤフー対応説明サイト】

http://www.yahoo-help.jp/app/answers/detail/p/565/a_id/47577

お客様で「なりすましメール拒否機能を有効設定」にすると、なりすましの疑いがあると判断されたメールはすべてヤフー側で受信拒否されます。
このとき、次のようなメールも受信拒否の対象となってしまう可能性があります。

メーリングリスト経由のメール
メール転送サービス経由のメール 
送信元にプロバイダ提供のメールアドレスを設定し、該当プロバイダ以外のメールサーバーから送信したメール

メール拒否から救済したい場合は、転送用メールアドレスやメーリングリスト、特定のメールアドレスを「救済リスト」に追加しておく必要があります。

Gmail側で突然遅延または拒否される

1.SPF への対応を行う
2.DKIM への対応を行う
4.SMTPサーバーの逆引き
5.SMTPサーバーがBlackListに登録されていないか確認する
7.受信者へスパム解除の作業をお願いするか、Googleさんへ問い合わせ

お客様側

転送設定

メールが送信できません

ポート番号を確認メールソフトの設定で、送信ポート(SMTPポート)が「25」の場合は 「587」に変更することで送信可能になります。

参考:OP25Bについて

 

メールソフトの送信時の認証方式を確認
メールソフトを使用してメールを送信する場合、送信者が正しいか認証が行われます。
この認証方法には「SMTP AUTH」と「POP before SMTP」という2つの方法があります。
「SMTP AUTH」は送信の際にID/パスワードを確認する仕組みであり、
「POP before SMTP」は送信前に受信動作を行うことによって認証を行う仕組みです。メールソフトで「SMTP AUTH」の設定を行っていない場合は、「POP before SMTP」が使用されます。この場合、送信前に受信動作を行っていただかないとエラーが発生し、送信を行えません。送信前に必ず受信を行っていただくようご注意ください。
なお、「POP before SMTP」は国外ネットワークからはご利用いただけません。

国外アクセス制限設定を確認
当サービスでは、サーバーのセキュリティ・安定性を高めるため
国外IPアドレスからのSMTP認証によるメールの送信を制限いたしております。国外にご在住等、国外IPアドレスからのSMTP認証が必要なお客様におきましては、
サーバーパネルで提供中の「SMTP認証の国外アクセス制限設定」にて制限の解除を行ってください。

参考:SMTP認証の国外アクセス制限設定

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